総括コメント Comment

2019年度シーズンを通して

(小瀬)HC
(小瀬)HC
 今シーズンは飛躍の年となりました。 茨城国体準優勝、天皇杯2次ラウンド進出(B1にチャレンジ)、関東リーグ戦優勝(6年振り)、全日本チャンピオンシップ第3位、 どれを見ても素晴らしい成績を収めることが出来ました。 普段から支えて下さっている皆さまのお力添え無しには成し遂げることは出来ませんでした。 この場をお借りして心から感謝、御礼申し上げます。
 多くの重圧が圧し掛かった一年だったと思います。特に地元開催である茨城国体へのプレッシャーは計り知れないものでした。 リーグ前半戦、天皇杯1次ラウンドでのアップセットと勢いに乗ることが出来、 国体で大きな成果を出せたことはチームに大きな自信となったのではと考えております。
 私が一番大切にしているのは結果では無く「プロセス」です。 失敗と挑戦を繰り返し、失敗から学び、失敗を成功のプロセスに出来るか、 そして自分の可能性を最大限に表現し、最高の自分になれるかということです。 その中で互いに助け合い、競争し、苦悩し、泣き、笑い、幸せを願い、ベストを尽くすということでチームワークが生まれます。 こんな素晴らしいことが実行できる選手、チームが誇りであり、最高の選手とチームだと胸を張って言えます。 こんなにも素晴らしいチームを内輪だけで終わらせることなく、「結果」を出して多くの方に日立金属Bulldogsを 知って欲しいという想いが伝わり、大会やSNS等を通じて多くのファンが増えたことは大変嬉しく思っております。 天皇杯において新潟の地で地元の子どもたちからサイン攻めに合う選手の姿には深く感動しました。 日本人選手のみで小柄なBulldogsが決して諦めることなく、最後まで必死に戦い、 結果を出すことで1+1=2ではなく、3にも4にもなることを証明し、 「Bulldogsのように困難に打ち克つように笑顔で頑張ろう!」などと多くの方々にインスパイア出来たのではと自負しております。
 今年の結果に甘んじることなく、引き続きBulldogsの一番大切な「心」を磨き続け、「最高」を追求して参ります。 来シーズンもワクワク、ドキドキする日立金属Bulldogsを楽しみして頂ければ幸甚に存じます。 一年間誠にありがとうございました。


宇佐美選手
#3 宇佐美選手
 今シーズンは、茨城国体準優勝、天皇杯2次ラウンド進出、関東リーグ戦優勝、 全日本チャンピオンシップ第3位と、目標であった「日本一」には最後まで 届きませんでしたが、素晴らしい結果を収めることができました。
結果だけ見れば順風満帆のシーズンだったと思いますが、中身は非常に厳しいものでした。 シーズン序盤での藤沢選手の怪我、国体を区切りに村山選手・中村選手の引退、 とどめはエース岩田選手の怪我。業務により練習に集まれないことも多々あり、 今シーズンもここまでかと思う時さえありました。
 しかし逆境に立たされる度に悩みながらも前を向き、みんなで支え合い、笑顔になることで 我々は強くなりました。何よりも小瀬コーチの熱い想いが我々選手を押し上げてくれました。 幾度となくやってくる逆境にも耐え、乗り越えてきたこのチームのキャプテンであることを 私は誇りに思います。スタッフ・チームメイトには感謝の気持ちしかありません。 そして、家族、会社関係者、OBの方々、応援してくださる皆様の後押しなしには このような素晴らしい結果を収めることはできませんでした。本当にありがとうございました。 来シーズンも我々の進化は止まりません。 これからも日立金属ブルドッグスの応援を宜しくお願い致します。


黒田選手
#24 黒田選手
 今シーズンは挑戦し続けたシーズンでした。 結果としては、「茨城国体準優勝」「関東リーグ戦優勝」「全日本チャンピオンシップ3位」とこれまでに無い 良い成績を残すことが出来ましたが、昨シーズンまでは結果が出せず、「国体予選敗退」「全日本チャンピオンシップ予選リーグ敗退」と、 良いチームではありましたが、決して強いチームではありませんでした。
 「良いチームだけで終わりたくない。」その思いから、目標に向かって一つ一つ積み重ねて、毎試合ミーティングと最高の準備をして、 毎試合、試合開始から終了までスタッフ&選手全員がエナジーを出し続け、ベンチでヘトヘトになる位、常に全力を尽くしてきました。 決して楽な試合は一つもなく、少しでも気を抜けばあっという間に負けてしまう。だから挑戦し続ける。そんなシーズンでした。
 凄くハードで辛い時もありましたが、応援してくださる方々の励ましの言葉やチームメイトの努力する姿に力を貰い、 闘い続けることが出来ました。本当に感謝しかありません。この素晴らしいチームを今シーズンだけで終わらせず、 更に成長し、日本一のチームワークと実績を目指して来シーズンも挑戦し続けたいと思います。 これからも日立金属ブルドッグスを宜しくお願い致します。


岩田選手
#29 岩田選手
 今シーズンは、大きく成長した年でした。
昨シーズンの結果から大きく飛躍し、茨城国体準優勝、天皇杯でB3撃破、B1への挑戦、関東リーグ優勝、 全日本チャンピオンシップ第3位と素晴らしい結果を残すことができました。 小瀬HC、宇佐美CAP、黒田副CAPを中心に何度もミーティングを行い、 チーム全員で目標に向かって努力し挫折、困難を乗り越えた結果だと思います。 この素晴らしいチームに所属できていることを誇りに思います。
 今シーズンも、会社関係者、OB会、地域の方々、ファンの皆様支えていただき誠にありがとうございました。 来シーズンは、追われる立場になり、さらに多くの試練が待ち受けていると思います。 しかし、我々の最強の武器であるチームワークを中心に日々努力をし、次こそ「日本一」という結果が報告できるように頑張っていきます!
 私自身も、前十字靭帯断裂からの復帰を果たし、「日本一」へのラストピースになれるように努力します!!! 引き続き、日立金属ブルドッグスの応援を宜しくお願い致します。一年間本当にありがとうございました!