試合後コメント Comment

地域リーグ(2-1) 対 三井住友海上戦
リーグ戦総括

(小瀬)HC
(小瀬)HC
 最終戦及び優勝決定戦ということが重なり、朝一の試合にも関わらず多くの方々に会場に足を運んで頂き、ご声援を頂きましたこと心より感謝申し上げます。 6年振りのリーグ戦優勝という結果に辿り着けたのも、普段から支えて下さっている皆さまのお蔭でございます。重ねて感謝申し上げます。
 最終戦に向けて「我々のプロセス(努力)の証明」「支えて下さっている全ての方々のため」この二つの為に必ず勝って優勝しようと選手から声が上がって来ました。その内容に相応しいブルドッグスらしいバスケットボールを最後の最後まで表現出来たのではと感じております。 優勝という結果は勿論嬉しいのですが、それよりも価値があり、素晴らしいことはブルドッグスがリーグ戦を通して日々修練に勤しみ、研鑽し、成長しているということです。 様々な困難、苦難に直面しましたが、全員が前を向き、助け合って乗り越えて来ました。そのプロセスの連続が優勝という結果につながりました。
 我々の存在意義の一つとして「感動を与える選手(人間)になる」という理念があります。このリーグ戦を通して、コートの中でプレーをしている選手は勿論ですが、ベンチにいる選手、スタッフもエナジー全快で共に戦うことで、観ている方々に何かしらのインパクトを届けることが出来たのではないでしょうか。言うは易く行うは難しですが、それを見事に実行できる選手たちを心から誇りに思います。ベンチで休めずに体力が減るのは恐らくブルドッグスくらいでしょう。 ブルドッグスはバスケットボール競技上の身体的優位性を持ったチームではありません。個々で戦ってしまえばこのような結果にすることは出来なかったと思っております。しかし、一人ひとりが自己成長のために挑戦と失敗を繰り返す努力を継続し、利他的精神に基づいてチームのために行動を起こし、チームワークをより強固なものにすることで、このような結果に繋がりました。関わって下さる方々にもネガティブな要素を吹き飛ばすエナジーが生まれて、「私もブルドッグスのように明るく頑張ろう!」と思って下さったらこの上ない幸せです。 努力出来る環境を整えて下さっている会社関係者の皆様や家族のためにも日々研鑽に励み、2月の全日本社会人チャンピオンシップでもブルドッグスらしいバスケットボールを精一杯表現出来るように最高の準備をします。
 最後になりますが、リーグ戦開催中、JSBの皆様には大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。


宇佐美選手
#3 宇佐美選手
 5/18(土)より開幕しました、社会人地域リーグ・関東リーグ戦におきまして “優勝” を飾ることができました。 全16試合と長期間に渡るこの大会において、休日にも関わらず会場まで足をお運び頂き、熱いご声援を頂きましたこと この場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 いつも我々に力を下さっている皆さまと一緒に、この“優勝”を掴めたことが何より幸せです。
 実業団というカテゴリの中で、仕事で練習に行けず人数が揃わない。バスケ以外の問題によりバスケに集中できない。 中には主力選手の怪我により本来の力を発揮できない。どのチームも抱えている問題だと思います。 しかもリーグ戦という長期間に渡る大会の中では、このような問題を抱えながらも個人としてチームとして 如何に成長して、勝利に繋げていくかが重要となります。
 我々もリーグ戦通して決して楽な道のりではなく、引退者や怪我などもあり、最終的に試合に出場できるのは 9人という少人数での厳しい戦いでした。もちろん練習中での5対5はできません。 そんな逆境の中でチームとして最後の最後までブレることのなく戦い抜けたのも、プレー云々ではなく、 チームワーク(ベンチワーク)、スマイル、最後まで諦めないこと、思いやりや助け合いなど メンタル面をとにかく追求し、それをチームとして実行できたからだと思います。 特に若い選手は学生時代からの環境の変化に苦労している中で、チームの為によく耐えて頑張ってくれました。 最高のチームメイトに恵まれ、私自身キャプテンとしてとても誇りに思います。
 今シーズン残すところ、2/15(土)~18(火)に岡山県で開催される全日本社会人チャンピオンシップだけとなりました。 いつも応援して下さっている皆さまに最高の恩返しができるよう、最終目標である“日本一”に向け日々精進していきますので、 引き続き日立金属ブルドッグスの応援を宜しくお願い致します!!


黒田選手
#24 黒田選手
 皆さんこんにちは。日立金属のベンチブースター黒田です。 リーグ戦第16節:最終戦は勝てば優勝ということもあり、有料観戦にもかかわらず沢山のご声援を コートに届けて頂きありがとうございました。また、会場だけでなくSNS等を通じた、 応援のメッセージも多数頂き本当に嬉しく思います。
 住友海上さんは非常に得点力があり、爆発力のあるオフェンスが持ち味のチームである為、 最後の最後までハードディフェンスを徹底し、相手のキープレイヤーを抑えることが課題でした。 ミスから相手に良いオフェンスを許してしまう場面もありましたが、ゲームを1試合通して ハードにプレイし続けることが出来たと思います。 オフェンスでは#2熊澤選手・#10青木選手が躍動したおかげで試合を優位に進めることができました。 業務終了後の全体練習が終わった後も夜遅くまでシュート練習に取り組んでいる後輩たちの成果が発揮された なと嬉しく思いました。
 リーグ戦全体を通して、結果だけを見れば、大敗も無く、常に安定したパフォーマンスを発揮してきたと思います。 しかし、実際は良い時もあれば悪い時もあり、苦しい時もありました。スタッフ・選手全員が「team first」の心でどんな時でも、 チームとして、常に前を向き、出来るベストを尽くして取り組んできたことが優勝に繋がったのかなと思います。 「バスケが上手い・身体が強い」も良いですが、「チーム力の強さ」が日立金属の良さだと改めて感じるリーグ戦でした。
 今年度の公式試合は、残すところ2月のチャンピオンシップのみとなります。 また更に成長した姿を皆さんに観て頂けるようにトレーニングに励み、 チームで成長して参りますので、今後とも応援宜しくお願い致します。