冶金研究所 - 素形材研究部

常に進化し続ける研究開発を

ニーズを先取りした研究

[写真]素形材研究部

冶金研究所 - 素形材研究部は、鉄やアルミなどの鋳物製品を作る鋳造技術を中心に、自動車の軽量化や低燃費化につながる素形材や部品の研究開発に取り組んでいます。市場のニーズを先取りした「製品開発型研究所」として、お客様に密着した幅広い研究開発を行っています。

軽量化へのあくなき追及

鋳造とは、高温で溶かした金属を砂型や金型などの鋳型に流し込み、冷やして固めることによって複雑な形状の製品を作る技術です。軽量化に加え、強度、靭性、耐熱性、生産性など用途に応じてさまざまな特性が求められます。素材研究所では、鋳造技術だけでなく、特性の優れた材料の開発や電子顕微鏡を用いた解析による特性発現メカニズムの解明にも取り組んでいます。また、CAE(Computer Aided Engineering)を活用した鋳造プロセスの適正化や軽量構造の創出にも取り組んでいます。さらに、セラミックスや複合材料などの新材料の開発、製品適用にも注力しています。

2019年2月12日
海水淡水化前処理用セラミックス吸着フィルタの開発
2018年5月9日
軽量化ニーズに応じたマルチマテリアル開発
2018年1月
海水淡水化前処理用セラミックス吸着フィルタ(PDF:PDF)
2017年1月
フェライト系耐熱鋳鋼の製造性におよぼす合金元素の影響(PDF:PDF)
2016年1月
オーステナイト系耐熱鋳鉄のミクロ組織と引け性(PDF:PDF)

これからも素形材研究部は、日本の鋳造業のパイオニアとして、地球環境負荷低減につながる次世代の素形材を生み出し続けていきます。

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