燃料電池(SOFC)用
金属インターコネクタ材
ZMG®232G10
概要
酸化物固体電解質型燃料電池(SOFC)は、高効率の高温作動(約650~900℃)燃料電池として注目されています。
■SOFC用金属インターコネクタ材(セパレータ材とも言う)には、以下の特性が必要とされています。
- (1)作動温度での良好な導電性
- (2)作動温度での長時間にわたる良好な耐酸化性
- (3)電解質YSZ(ジルコニア系セラミックス)に近い熱膨張係数
■従来、高温で使用される金属材料には、以下の問題がありました。
- (1)430SSでは耐酸化性が不十分
- (2)耐酸化性の優れたオーステナイト系合金では熱膨張係数が大きい
- (3)より耐酸化性の優れたAl添加合金では酸化皮膜の導電性が不十分
ZMG®232G10はこれら要求特性を兼備すると同時にCr蒸発を抑制させるよう成分設計を行って開発した、Fe-24Crを主成分として微量元素を添加したフェライト系合金からなるSOFC用金属インターコネクタ材です。
在庫供給体制
日立金属(株)では、お客様の研究開発用途に対応するためZMG®232G10 素材を常備し、即納致します。
[在庫寸法] | ||
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厚さ(mm) | 幅(mm) | 全長(mm) |
0.1 | 300 | 600 |
0.3 | 300 | 600 |
0.5 | 300 | 600 |
1 | 300 | 600 |
2 | 300 | 600 |
3 | 300 | 600 |
15 | 300 | 1000 |
燃料電池関連部材の販売
日立金属Gr.の各製品(耐熱耐食合金、SOFC向けクラッド材等)に つきましても、取り扱い致します。
また、商社機能を生かし、素材の加工(プレス、エッチング、網)、表面処理まで承ります。
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加工例 : プレス成形品
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加工例 : エッチング品
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加工例 : 網(エキスパン
ドメタル)品
製品カタログ(PDFファイル)
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