アイソレータ
概要
携帯電話基地局に用いられるアイソレータはPA(Power Amplifier)の後段に配置され、外部環境変化によるPAへの影響を緩和し、高品質の信号を安定した動作で送信させる役割を担っています。
アイソレータに要求される特性は低挿入損失・高アイソレーション(逆方向損失) 、低相互変調歪等で、対応周波数バンドの増加や基地局の小型化が進むにつれ、小型で高性能な製品が求められています。
貴社に合わせた材料活用方法を提案します
図1: 5ミリ角アイソレータの外観写真
図2: 携帯電話のブロック図
当社では市場の要求に応えるべく、低飽和磁化で低強磁性共鳴半値幅を特長とするガーネット新材料を開発し、相互変調歪低減に有効な高磁界動作用の磁気回路および高Q (低損失) Capacitor材料を組み合わせて高周波回路を最適化し、 5 ミリ角で各周波数帯に対応する高性能製品(商品名:ESI-5CMシリーズ)を開発しました。
この他にも4、5、7ミリ角形状で各周波数バンドに対応した豊富な製品ラインナップを取り揃えております。
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図4 : 分解構造図
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表1 : Specification of ESI-5CM series
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図3: 電気特性一例 (LTEバンド41)
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