ピストン
リング材
概要
日立金属は、スチール製ピストンリングの中でも強度が高いステンレス鋼ピストンリング※1の素材を生産しています。
小型車から大型車まで、環境性能向上のために高品質・高性能なステンレス鋼ピストンリングの採用が拡がる中で、その素材であるステンレス鋼ピストンリング材※2(平線コイル)の需要も増加しております。
日立金属は、安来工場(島根県)と日立金属(蘇州)科技有限公司でステンレス鋼ピストンリング材の生産を行っています。
特性
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※1 ピストンリング
自動車や二輪自動車などのエンジンのピストンとシリンダー間に取り付けられるリング状の金属です。シール性の確保、エンジンオイルコントロールによる摩擦低減、ピストンの熱伝導による冷却などの機能があり内燃機関に必要不可欠な部品です。
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※2 ピストンリング材
ピストンリングには、主に鋳鉄製とスチール(ステンレス鋼、シリコンクロム鋼、炭素鋼)製があります。燃費向上やCO2発生量低減を目的としてエンジンの高性能化が図られる中、より強度や耐摩耗性が要求され、鋳鉄製からスチール製へと移行が進んでいます。
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