疲労強度

  • (1)YXM1の低温焼戻しは105疲れ強さが低く580~600℃焼戻しで最高になる。
  • (2)YXM1の焼入温度の影響は明確でないが、実用的な105疲れ強さは1200℃で最大となっている。(YXM1:62HRCの場合)
  • (3)疲労強度は、表面仕上状態および表面処理の影響が大きい。
    CVD、TD等の高温炭化物被覆は疲れ強さを低下させる。
  • (4)YXM1の疲れ強さは60~62HRCで最高となり、硬さが低いYXR33、SKD61は疲労限が低い。しかし、靱性が良いので低サイクル疲れ強さは高い。
  • (5)組織が粗大なSKD11は疲れ強さが低い。逆に粉末ハイスは疲れ強さが高い。

YXM1の焼戻温度と疲労特性等との関係

YXM1焼戻温度と疲労特性等との関係
YXM1焼戻温度と疲労特性等との関係
YXM1焼戻温度と疲労特性等との関係
YXM1焼戻温度と疲労特性等との関係

YXM1の焼入温度と疲労特性等との関係

YXM1の焼入温度と疲労特性等との関係
YXM1の焼入温度と疲労特性等との関係
YXM1の焼入温度と疲労特性等との関係
YXM1の焼入温度と疲労特性等との関係

各鋼種の疲労特性

各鋼種の回転曲げ疲労特性
各鋼種の回転曲げ疲労特性

亀裂進展速度

SKD61のき裂進展速度(da/dN)におよぼす硬さ、基地組織の影響。ΔKは応力拡大係数。
SKD61のき裂進展速度(da/dN)におよぼす硬さ、
基地組織の影響。ΔKは応力拡大係数。

表面状態の影響(1)

SKH51のS-N曲線に及ぼす表面状態の影響
SKH51のS-N曲線に及ぼす表面状態の影響

表面状態の影響(2)

溶製ハイス(YXM60)と粉末ハイス(HAP72)の疲れ強さに及ぼす表面粗度の影響 回転曲げ疲労試験 / 平滑材
溶製ハイス(YXM60)と粉末ハイス(HAP72)の疲れ強さに及ぼす
表面粗度の影響 回転曲げ疲労試験 / 平滑材

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