2009年 旧 日立電線ニュースリリース

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このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

東京スカイツリーの放送用送信アンテナシステムを受注

 日立電線株式会社は、このたび東京スカイツリーのアンテナゲイン塔*1 に設置される地上デジタル放送用送信アンテナシステムを日本放送協会、日本テレビ放送網株式会社、株式会社テレビ朝日、株式会社TBSテレビ、株式会社テレビ東京、株式会社フジテレビジョンの6社より受注しましたので、お知らせします。

 当社は、1964年に豊橋中継局へ放送用送信アンテナシステムを納入して以来、これまでに多くの放送用アンテナシステムを拡販してまいりました。なかでも当社は、送信機*2 からアンテナへ電波を伝送する主給電線の国内トップメーカーであり、日本国内の多くの放送局でご採用いただいております。また、地上デジタル放送用送信アンテナでは、アナログ放送用アンテナでの実績を評価され、全国数十局の親局や、多数の中継局にご採用いただいております。

 東京スカイツリーは、東武鉄道株式会社(本社:東京都墨田区)および東武タワースカイツリー株式会社(本社:東京都墨田区)が建設を進めている地上デジタル放送対応の電波塔です。2つの展望施設をはじめ、放送施設、商業施設などを擁しており、高さ634メートルと自立式電波塔として世界一を目指した建築物*3 となります。
このたび当社は、東京スカイツリーの上層部にあるアンテナゲイン塔に設置される地上デジタル放送用送信アンテナシステムを受注しました。具体的な受注内容は、4段20面2システム(合計160面)からなる多面合成アンテナを4ユニット(合計640面)と主給電線や給電部品などの製品と、これらの設置工事一式です。

 今後とも当社では、地上デジタル放送親局、中継局用のアンテナおよび次世代携帯電話通信網向けアンテナの国内トップメーカーを目指してまいります。

以上

*1 アンテナゲイン塔とは、放送用アンテナ設備を取り付ける柱のことです。
*2 送信機とは、無線通信における送信電波を発生・増幅する装置等のことです。
*3 東武鉄道株式会社および東武タワースカイツリー株式会社による2009年10月16日の発表より。

東京スカイツリー向け地上デジタル放送用アンテナシステム設置場所について

 地上デジタル放送用アンテナシステムは、東京スカイツリーの上層部に位置するアンテナゲイン塔に設置されます。


イメージ図提供:東武鉄道株式会社、東武タワースカイツリー株式会社