2000年 旧 日立電線ニュースリリース
このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
インターネット販売を本格開始
このたび当社は、インターネット上に当社独自の電子モール「ねっと・de・Commerce 日立電線(http://mall.hitachi-cable.co.jp/)」を開設し、当社製品のインターネット販売を本格的に開始しました。国内の電線メーカーが独自のインターネットモールを開設するのは、これが初めてで、当初は、約100品目でスタートしますが、順次扱い品目を増やし、さらに、インターネット販売をB to B(企業間取引)にも拡大していく方針です。
今回の電子モールでは、受注~梱包までは日立電線グループが、配送~集金・入金は佐川急便株式会社殿(社長:栗和田 榮一)が受け持ちますが、今回のシステムは、複数の会社にまたがるこれら一連の業務が一つに統合されたシステムで行われるところに、大きな特長があります。
「ねっと・de・Commerce 日立電線」の主な特長と今後の展開については、下記のとおりです。
1.「ねっと・de・Commerce 日立電線」の主な特長
A.受注から入金までを、佐川急便と共同で行います。
受注~在庫確認~梱包~出荷~配送までを、両社のシステムを連繋させたため、よりスピーディに人手をかけずに一連の作業を処理し、お客様に商品をお届けできるようになります。
B.代金回収は佐川急便が行います。
支払方法が代金引換(クレジットカード、デビットカードを含む。)の場合、お客様からの集金と日立電線への入金は佐川急便が行います。これまでも、卸売業者と物流会社の間でこのような業務提携は一般的な方法になっていました(クレジットカード、デビットカードは除く。)。しかし、電線メーカーと物流会社の間で、ダイレクトにこのような関係が構築されるのは初めてです。
C.出店者がそれぞれ事業主となります。
日立電線の各事業本部や各特約店が、それぞれ事業主として出店する形態をとります。事業主は、製品選択やコンテンツ原案の作成、PR等をすべて自分達の工夫で行います。日立電線の当モール管理部署は、いわばモール事業を行うことにより、日立電線グループ内にインターネットを使ったビジネスの場を提供する役割を担うこととなります。こうした一連の施策により、日立電線グループ内の社内ベンチャーの育成を図っていきたいと考えています。
2.今後の展開
今後も、次のようなシステムの改善・拡大を行い、さらに成熟したインターネットモールを目指していきます。
A.出店数の拡大
当初は約100品種で立ち上げますが、社内公募や特約店等からの出店を受け付け、平成12年度中に少なくとも2000品種まで品数を増やしていく予定です。
B.インターネット販売をB to Bに拡大
今後は、B to B向けの会員制を導入し、当社の全特約店はもちろん、最終需要家も当モールの会員になっていただき、将来的には日立電線の全取引件数の約6割をネット販売に移行していく予定です。これにより、one to oneによる木目細かなサービス向上を図ると同時に、マーケティング情報の収集と分析・対応に役立てていきます。
なお、日立電線独自のモールを立ち上げるのに先立ち、当社では、アルプス電気殿の電子モール「電即納」に熱収縮チューブを、日本最大規模の電子モール「楽天市場」には家庭用抗菌商品を、それぞれ出店済みです。
日立電線(株)のインターネット販売の概要
モール | 製品 | 対象 品種 |
販売 開始日 |
|
---|---|---|---|---|
自社 モール |
ねっと・de・Commerce 日立電線 http://mall.hitachi-cable.co.jp/ |
|
100 | 4月3日 |
他社 モール |
楽天市場 「アットホームな銅具屋さん」 http://www.rakuten.co.jp/hitachi-cable/index.html |
家庭用抗菌商品 (銅バスケット、風呂まるくん他) |
7 | 2月28日 |
佐川急便株式会社の概要
会社名 | 佐川急便株式会社 |
---|---|
代表者 | 代表取締役社長 栗和田 榮一 |
本社所在地 | 〒601-8104 京都市南区上鳥羽角田町68 |
資本金 | 897,900千円 |
本件に関する同社お問い合わせ先
経営企画部 中村
TEL:075-691-6500
FAX:075-682-4797