2012年 旧 日立電線ニュースリリース
このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。
中国での事業・技術提携を強化
このたび日立電線株式会社は、中天科技集団有限公司(本社:江蘇省如東県、以下「中天科技」)との間で、主として中国市場における電線分野を中心に事業・技術提携の強化を目的として、戦略的・包括的な提携に関する基本合意を締結しましたので、お知らせいたします。
1.事業提携の背景・目的
中国の電線市場は、年額約10兆円超、世界のおよそ4割程度を占める世界最大の市場であり、今後も大きな成長が見込まれます。
日立電線は、中期経営計画「リニューアル・プラン"BRIDGE"」(対象年度2010年度~2012年度)の下、経営基盤の強化と事業構造改革に取り組むとともに、社会インフラ分野へ経営リソースを集中し、海外事業を強化することによりグローバル成長戦略の実行を推進しています。中期経営計画において最重要市場の1つである中国においても、先端技術開発と高付加価値製品を中心とした品揃えで、高い評価を得ています。
日立電線と中天グループは、中国において、2000年に光ファイバ複合架空地線、2004年に携帯基地局用高周波同軸ケーブルの合弁会社を設立し、10年以上にわたり共同事業で順調な業績をあげるなど、Win-Winの関係のもとで、信頼関係を構築してきました。今回、提携の対象範囲を拡大し、戦略的・包括的な事業提携を推進することにより、両社の強みを活かしたシナジー効果を追求し、ビジネスチャンスを確実に捉え、両社のさらなる事業の拡大を図ることで、基本合意したものです。
2.事業提携の概要
主として中国市場における電線分野を中心に製品の研究開発から市場開拓、技術供与、合弁事業まで幅広い分野での、さまざまな提携を検討してまいります。
3.今後の見通し
今後、両社でワーキンググループを設置し、協議を進める中で詳細を決定してまいります。この協議の結果、合意に至り次第、実現してまいります。
4.中天科技の概要
設立年月: | 2003年5月 | |
事業内容: | 中天科技は、中天グループの統括会社であり、傘下に複数のグループ企業を保有。 分野は、光ファイバー・ケーブル、電線および関連材料・付属品、電子デバイス、通信設備等。 |
|
資本金: | 100百万元 | |
売上高: | 24百万元 |