2010年 旧 日立電線ニュースリリース

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このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

「CSR報告書2010」の発行について

 日立電線株式会社はこのたび、2009年度のCSR(企業の社会的責任)に関する取組みをまとめた「CSR報告書2010」を発行いたしましたので、お知らせします。

 本報告書は、CSR報告書ガイドラインの中でも世界的に影響力のあるGRI*1 が発行する「サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン2006(第3版)」に準拠し、アプリケーション・レベル*2「B」を取得するとともに、環境省の「環境報告ガイドライン2007年版」等を参考にし、ステークホルダーの皆様にとって重要性が高いと思われる情報を掲載しました。

1. CSR報告書2010の概要

(1) GRIガイドラインに準拠、アプリケーション・レベル「B」を取得
本報告書では、GRIガイドラインに準拠していることを示す「アプリケーション・レベル」システムを取り入れています。これは、報告書作成においてGRIガイドライン第3版のフレームワークをどの程度適用したかを客観的に示す尺度です。今回、昨年より一段階ランクアップし、アプリケーション・レベル「B」に適格しているとGRI事務局より認められました。GRI事務局から認定されたのは、国内の非鉄金属業界では当社が初めて*3 となります。

(2) 新たな重点ターゲット分野別に「事業活動を通じた社会への貢献」を紹介
特集では、当社グループの新中期経営計画「プラン"BRIDGE"」で定めた3つの重点ターゲット分野「電力インフラ・次世代エネルギー」「産業インフラ」「情報通信インフラ」を中心に、事業活動を通じた社会への貢献について紹介しています。

(3) CSRマネジメントおよび社会への取組みにおける情報開示量の充実
「CSRマネジメント」では、コーポレートガバナンス等の記載内容の充実を図るとともに、「社会への取組み」では、ステークホルダー参画の具体事例を追記する等、情報開示量の充実を図りました。

(4) 環境活動実績データの拡充
「環境への取組み」では、廃棄物処理について再資源化の状況を表す種類別再資源化量データを追加するとともに、海外の状況について製造19事業所の資源・エネルギー投入量と環境への排出量、およびCO2排出量を新たに記載する等、実績データの拡充を図りました。

2. 発行スケジュール等

<日本語版>冊子発行日:2010年8月31日 / Webサイトへの掲載:2010年8月31日
<英語版>Webサイトへの掲載のみ:2010年9月下旬(予定)

当社Webサイトから閲覧およびダウンロードできます。

*1 GRI(Global Reporting Initiative)は、サステナビリティ報告書の世界的なガイドラインの作成・普及を使命とするUNEP(国連環境計画)公認の非営利団体です。
*2 アプリケーション・レベルは、GRI報告枠組みの適用レベルに応じてA、B、Cに分類される。監査法人等の外部保証がある場合にはそれぞれのレベルに「+」が付加される。
*3 GRIガイドライン第3版におけるもの。本リリース発表時点。

以上