2009年 旧 日立電線ニュースリリース

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省エネルギー優秀事例全国大会において
関東経済産業局長賞受賞

 日立電線株式会社はこのたび、財団法人省エネルギーセンターが主催する平成20年度 省エネルギー優秀事例全国大会において、当社が取り組んできた「空調用大型冷熱源の『温度保障型、自動寄せ止め制御』開発による省エネ」*1 が優秀事例として認められ、関東経済産業局長賞を受賞し、2009年2月25日に関東経済産業局にて表彰されましたので、お知らせします。

 省エネルギー優秀事例全国大会は、わが国のエネルギー資源を効率的に活用し、省エネルギー技術の向上と発展、具体的な省エネルギー活動の推進を図り、温室効果ガスの排出量削減に貢献するため、経済産業省の委託事業として、毎年開催されているものです。
 このたび関東経済産業局長賞を受賞した「空調用大型冷熱源の『温度保障型、自動寄せ止め制御』開発による省エネ」は、空調用の大型冷熱源設備を持つ当社の高砂工場半導体クリーンルームにおいて、電力費の大幅な低減ができる設備システムを実現したものです。具体的には、当社独自のPLC*2 を用いた制御システムにより、製造現場において重要な管理項目である温度を保障しながら、冷凍機の運転台数を最少とする「寄せ止め制御」を自動で行うものです。本取組みの考え方が、さまざまなエネルギー消費設備へ応用可能であることが高く評価され、今回の受賞となりました。

 当社では今後も、さらなる省エネルギー・温室効果ガス排出量削減・環境負荷低減など環境保全に向けて積極的に推進してまいります。

以上

*1 寄せ止めとは、稼働率の低い設備を集約して、稼働台数を最小限にしながらシステムとして同等の効果を出すことです。
*2 PLCとは、Programmable Logic Controllerの略で、シーケンス制御専用のマイクロコンピューターを利用した制御装置のことです。