2007年 旧 日立電線ニュースリリース

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このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

入社式社長挨拶(要旨)

 本日、皆さんは、日立電線の一員として、社会への第一歩を踏み出した。これまで培ってこられた知識や経験を活かして、大いに活躍していただきたい。
 当社は今から半世紀前に、日立製作所の電線事業が分離して設立されて以来、世界中のお客さまのご期待に応えるべく、情報やエネルギーを「伝える」技術をとおして社会に貢献し続けてきた。新製品や新技術の開発、販売力の強化、海外事業の展開など、多くの諸先輩方の努力の積み重ねがあり、2006年度では、売上高5,100億円、全従業員数は15,000人を超える規模にまで拡大してきている。
 当社では分立50周年を迎えた昨年度を「第二の創業スタートの年」と位置づけ、新たに企業スローガン「Empowering Energy & Communication」と、企業ビジョン「『伝える』をきわめる」を制定した。これらは、「伝える」技術を高め続け、世界中に提供し続ける日立電線のDNAを表わしたものである。皆さんにはこのスローガン、ビジョンに込められた意味を理解し、心を一つにして、ともに頑張っていただきたい。
 そこで、新入社員の皆さんへお願いしたいことを2点お話ししたい。第一は、「最初に与えられた仕事を好きになるように努力してほしい」ということである。できる限り皆さんの希望を聞いて配属を決めているが、たとえ希望通りでなかったとしても、その仕事に真剣に打ち込むことで初めて仕事の面白さが分かってくるものである。その後、ローテーションにより担当する職務が変わったり、社内人材公募や社内FA制度により新たな職場を選択したとしても、そのときに身につけた仕事への取組み姿勢は自分の宝になる。
 第二は、「失敗を恐れず、チャレンジする精神を持ち続けてほしい」ということである。失敗からは多くの学びが得られる。失敗の経験からより多くを学ぶためにも、まず自分でよく考え、活発に周囲とのコミュニケーションを取りながら実行するという習慣を身につけていただきたい。これは、日立グループ創業の精神「和・誠・開拓者精神」にも通じるものである。
 社会人として働き始めると、これまでよりも生活が慌ただしくなってくるが、皆さんには、仕事に埋没することなく、同期入社の仲間やこれまでの友人とも、楽しく語らい、ときには悩みを打ち明け合いながら、焦らずたゆまず、仕事に慣れていっていただきたい。毎日、多くの時間を割く仕事だからこそ明るく、楽しく、元気よく、お客様の期待を超えた価値を提供できるプロフェッショナルな人材として成長することを祈念する。

 当社の入社式は、本日、茨城県日立市にある日高工場にて行なわれました。

過去3年間の新卒採用数(大学卒)

大学卒 大学院卒
(( )内は博士課程修了者で内数)
合計
事務系 技術系 事務系 技術系 事務系 技術系
2005年度入社 18 5 23 5 21
(1)
26 23 26 49
2006年度入社 13 12 25 1 17 18 14 29 43
2007年度入社 17 8 25 2 22
(2)
24 19 30 49