2006年 旧 日立電線ニュースリリース
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入社式社長挨拶(要旨)
世界経済は、中国を含む東アジア地域や米国の経済拡大に支えられて堅調に推移している。国内経済も、民間設備投資や個人消費が伸びていくなか、景気回復は本格化し、各業界において企業間の主導権争いはますます激しくなっている。こうした中で当社は、新製品新技術の開発や販売力の強化、海外事業の展開などにより、更なる業績の向上に向け努力を続けている。
新入社員の皆さんへの希望を2点お話するので、過去の成功体験や習慣にとらわれず、知恵を絞り、力を合わせて頑張っていただきたい。
第一は、「ビジネスマインドを身につけること」である。技術部門、営業部門、管理部門のいずれも、お客様の期待に応えることが我々の役割である。専門的な業務能力を高めながら、自分の仕事が会社の製品や事業にどのような付加価値を与えているか、相手のために役に立っているか、ということを絶えず意識して行動する、いわゆるお客様第一主義が重要である。お客様への価値の提供ということを自らの思考の中心にすえ、そのために精進努力することを通じて、当社業績の拡大に貢献していただきたい。
第二は、「自分の市場価値を高めること」である。皆さんには、社内で認められればそれでこと足れりとするのではなく、グローバルスタンダードのレベルになることを目指していただきたい。今後、上司や先輩から指導を受けながら、また、自ら学習して一つひとつ仕事を覚えていくわけだが、お客様にご満足いただける価値を、周囲を巻き込みながら自らの知恵と力で生み出せるよう、一日も早く成長していただきたい。社内だけでなく世間でも通用する、いわゆるプロフェッショナルな人材を目指してほしい。
当社は今年の10月で分立50周年を迎える。今日の日立電線は、多くの諸先輩方が世界中のお客様のご期待に応えるべく高い目標を掲げ、永々努力を重ねてきた礎の上に成り立っている。この大きな節目を「第二の創業期」と位置づけ、良き伝統を受け継ぎながら、新たな飛躍に向けて皆さんとともに頑張りたい。皆さんには、失敗を恐れないチャレンジ精神と最後までやり抜く粘り強さを持って、仕事に臨んでいただきたい。日立電線で叶えようと誓った夢を、どこまでも追い求め、プロフェッショナルとして成長することを期待している。
当社の入社式は、本日、茨城県日立市にある日高工場にて行なわれました。
大学卒 | 大学院卒 (( )内は博士課程修了者で内数) |
合計 | |||||||
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事務系 | 技術系 | 計 | 事務系 | 技術系 | 計 | 事務系 | 技術系 | 計 | |
2004年4月入社 | 6 | 5 | 11 | 1 | 8(1) | 9(0) | 7 | 13 | 20 |
2005年4月入社 | 16 | 5 | 21 | 4 | 21(1) | 25 | 20 | 26 | 46 |
2006年4月入社 | 13 | 12 | 25 | 1 | 17 | 18 | 14 | 29 | 43 |
なお、2007年入社の新卒採用数は、今年並の予定です。