2005年 旧 日立電線ニュースリリース
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中国蘇州地区に半導体リードフレームの製造、販売を行う
新会社を設立
日立電線株式会社はこのたび、中国蘇州地区にリードフレームの製造及び販売を行う新会社を設立しましたので、お知らせします。
現在日立電線グループでは、日立ケーブルプレシジョン株式会社(本社:山形県米沢市、以下 日立ケーブルプレシジョンといいます。)を核として、Hitachi Cable (Singapore)Pte. Ltd.(本社:シンガポール、以下HCS社といいます。)、Hitachi Cable PS Techno(Malaysia)Sdn. Bhd.(本社:マレーシア)及びPHCP, INC.(本社:フィリピン)の海外生産拠点等でリードフレーム事業を展開しております。近年、中国大陸におけるリードフレーム市場は、半導体産業の伸長に伴い、年率10%以上の急拡大を見せており、アジア圏内でも韓国、台湾地域に次ぐ市場規模となっております。
従来当社グループでは、中国大陸のお客様向けのリードフレーム販売においては、当社グループの各拠点で生産したものを輸出しておりましたが、現地生産を要望するお客様が多く、中国市場でのより一層の事業拡大のためにはお客様の近くにコスト競争力の高い生産・販売拠点を設立することが急務となっておりました。そこでこのたび当社は、半導体メーカーの進出が盛んな中国華東の蘇州地区に、リードフレームの生産・販売会社を設立し、お客さまへのサービスを向上させ、中国市場での拡販を図ってまいります。
今後日立電線グループでは、グループ内で素材から加工までの一貫生産体制をもつ強みを活かして、リードフレーム事業の強化、拡大を図ってまいります。
新会社の概要
会社名 | 日立電線(蘇州)精工有限公司 (英文名 : Suzhou Hitachi Cable Precision Co., Ltd.) |
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所在地 | 中華人民共和国江蘇省蘇州市 蘇州工業園区内 |
代表者 | 董事長: 坂東 良則 総経理: 齊藤 哲哉(日立ケーブルプレシジョンより出向) |
資本金 | 9百万US$(945百万円:105円/US$で換算) |
出資比率 | 日立ケーブルプレシジョン 70%、 HCS社 30% |
設立年月 | 2005年1月12日 |
営業開始時期 | 2006年1月(予定) |
主な事業内容 | リードフレームの製造及び販売 |
従業員数 | 105名(2007年12月末日予定) |
売上高 | 1,440百万円(2007年度予定) |
日立ケーブルプレシジョンの概要
会社名 | 日立ケーブルプレシジョン株式会社 |
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所在地 | 山形県米沢市 |
代表者 | 取締役社長 坂東 良則 |
資本金 | 400百万円 |
出資比率 | 日立電線100% |
設立年月 | 2000年12月1日 |
従業員数 | 341名(2004年12月末日) |
売上高 | 97億円(2003年度) |
HCS社の概要
会社名 | Hitachi Cable(Singapore)Pte. Ltd. |
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所在地 | シンガポール |
代表者 | 取締役社長 中川 邦夫(日立電線より出向) |
資本金 | 16百万シンガポールドル(1,008百万円:63円/シンガポールドルで換算) |
出資比率 | 日立電線グループ93%、ほか7% |
設立年月 | 1974年7月 |
従業員数 | 348名(2004年12月末日) |
売上高 | 168百万シンガポールドル(106億円:63円/シンガポールドルで換算)(2003年度) |