2005年 旧 日立電線ニュースリリース
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高周波同軸ケーブルの合弁会社を中国に設立
このたび日立電線株式会社は、江蘇中天科技股イ分有限公司(本社:中国 江蘇省南通市如東県、菫事長:薛済萍 以下、中天科技といいます。)と中国国内に高発泡ポリエチレン絶縁高周波同軸ケーブルの製造・販売を目的とする合弁会社を設立しましたのでお知らせします。
現在の中国の携帯電話サービスにおいては、GSM方式やcdma方式の第2世代、第2.5世代携帯電話サービスの加入者の増加とともにサービスエリアの拡大が進んでおりますが、それと同時に高速大容量の第3世代携帯電話サービス(以下3Gといいます。)への移行準備が始まっています。中国における3Gは、すでに屋外実験を終了し、2005年度中には中国政府から認可される予定にあります。このため中国国内では3G対応の携帯電話基地局工事の急激な立ち上がりが予想され、3G対応の携帯電話基地局に使用される高品質な高周波同軸ケーブル及び付属品の大きな需要が見込まれています。
そこでこのたび当社は、中国国内に数多くの営業拠点を持つ中天科技と合弁で「中天日立射頻電纜有限公司」を設立いたしました。3G対応の携帯電話基地局向けの高品質なケーブルを低コストで供給する当社の技術力と、中天科技の営業力を最大限に活かし、中国の携帯電話基地局市場の伸びを確実に捕らえ高周波同軸ケーブル事業の拡大を目指します。
中天日立射頻電纜有限公司では、当面は高発泡ポリエチレン絶縁高周波同軸ケーブルを中心に事業を立上げ、市場の動向をにらみながらその他の高周波同軸ケーブル等にも生産品目を広げていく方針です。
なお中天日立射頻電纜有限公司の概要は、下記のとおりです。
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