2004年 旧 日立電線ニュースリリース
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韓国の無線LANアンテナメーカーに出資
—無線LANビジネスを強化—
日立電線株式会社はこのたび、無線LAN等に使用される高性能アンテナを製造、販売する韓国のベンチャー企業であるEMC TECH CO.,LTD.（以下EMC社といいます。）に対し出資し、EMC社と共同で無線LAN関連製品を開発、販売することで合意いたしましたのでお知らせいたします。これにより韓国および国内における無線LAN事業を強化してまいります。
当社は高周波・無線システム事業拡大のため、携帯電話中継基地局用アンテナシステム、放送用アンテナシステムに続く第3の柱として無線LANに注力しています。特にブロードバンド無線LAN市場で世界の先端を行く韓国では、携帯電話網を第2世代から第3.5世代（モバイルインターネット）へ移行し、2006年にサービスを開始する計画があり、アンテナ等の大きな需要が見込まれます。
そこでこのたび当社では、韓国テレコムなど主要通信キャリアの無線LANアンテナの供給業者に選定されており、小型、高利得アンテナ設計技術を保有するEMC社に出資し、同社をパートナーとしてアンテナ関連事業を強化することといたしました。まず、当面は韓国での大きな需要が見込まれる無線LANアクセスポイント等を共同開発し、拡販を図ってまいります。また、EMC社の技術を導入することで次世代無線LAN用の屋内外アクセスポイントの早期開発を図り、韓国、日本市場での拡販を目指してまいります。
当社ではこれらの製品の開発・販売等により、無線LAN関連事業の売上高を2006年度には40億円とする見込みです。
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