2004年 旧 日立電線ニュースリリース

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このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

日立電線が中国向けに情報ネットワーク機器の拡販を推進
伝送装置・スイッチの受注に成功、
通信事業者向けでは「進網証」を取得し拡販を開始

 日立電線では、このたび中国の通信事業者に製品を納入する際に必要となる「進網証」(注1)を取得し、伝送装置・スイッチ等の情報ネットワーク機器の中国市場に対する本格的な拡販活動に入ることといたしました。それにともない北京においてお客様向けの製品発表会を実施するほか、2004年中国国際通信設備技術展覧会に出展いたします。

 日立電線は、2000年にギガビットイーサネット(注2)多重化長距離伝送装置「GMX」を開発し、これにギガビットイーサネットスイッチを組み合わせて、SONET (注3)と比較し極めて安価に、高速のMAN(注4)を構築するという画期的なソリューションを提案し、日本の通信事業者における広域イーサネットサービスの普及に貢献してまいりました。その後も、2003年には業界で初めて、EoE(注5)技術を実装した10ギガビットイーサネットスイッチ「Apresia(R)8007」(注6)を開発するなど、常に日本の広域イーサネット技術をリードしてまいりました。
 2003年からは、日本国外向けのネットワーク機器の販売を開始し、これまで、アメリカ、イギリス、韓国、タイなどで実績をあげております。世界経済の牽引役として大きな期待を集めている中国市場においては、当社製品の冗長性、安定性及びセキュリティ対策が高く評価され、CERNET(China Education & Research NETwork:教育網)向けに伝送装置を受注したほか、薬品会社の局域網(LAN)向けに「Apresia(R)」の受注に成功しております。
 また、通信事業者に製品を納入する際に必要となる「進網証」取得の手続きを進めてまいりましたが、この度、以下の製品について「進網証」を取得いたしましたので、企業向け等に加え、通信事業者向けの販売を本格化してまいります。
これにともない、以下のとおりお客様向けの製品説明会を実施するとともに、展示会へも出展し、日立電線の情報ネットワーク機器へのご理解を促進させる予定です。

【「進網証」取得製品】
スイッチ    :Apresia(R)8007、Apresia(R)6048G-PSR、Apresia(R)3124GT-PSR
長距離伝送装置:GMX-1204CW、GMX-1102L、GMC-1001L1SS

【製品発表会】
開催日:10月13日
場所 :中国北京 嘉里センターホテル
対象 :中国の通信事業者各社、中国政府各関連部署、中国IT業界各誌

【展示会】
出展先:2004年中国国際通信設備技術展覧会(PT/EXPO COMM CHINA 2004)
開催日:10月26日〜10月30日 
場所 :中国国際展覧中心(北京)

【製品写真】

Apresia(R)8007

  • Apresia(R)8007

GMX-1204CW

  • GMX-1204CW

(注1) 中国において公共設備である通信網に製品を納入する際に必要な政府の認定。
(注2) イーサネットは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
(注3) SONET:Synchronous Optical NETwork 。光ファイバを用いた高速デジタル通信方式の一つ。インターネットサービスプロバイダ間を結ぶインターネットのバックボーン回線などに用いられる。
(注4) MAN:Metropolitan Area Network。都市内を結ぶネットワーク(〜200km程度)の総称。
(注5) EoE(Ethernet over Ethernet)とは、通信キャリアの広域イーサネット網において、ユーザーの回線を収容するエッジスイッチに実装され、ユーザー網から送られたフレームに、エッジスイッチのMACアドレス(EoE MACアドレス)、拡張VLANタグ及びTTL(Time To Live)等を含むEoEヘッダを付加(カプセル化)し、このEoE MACアドレスを使用して通信キャリアの広域イーサネット網を伝送する機能です。
(注6) Apresia(R)は、日本における日立電線株式会社の登録商標です。

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