2003年 旧 日立電線ニュースリリース
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中国 華東地区に情報エレクトロニクス機器用電線の新しい製造拠点を設立
このたび当社は、中国江蘇省蘇州市呉中区(上海市中心より西方約100Km)に、電線製造会社である「日立電線(蘇州)有限公司(以下、「日立電線(蘇州)」といいます。)」、および配線部品製造会社である「日立電線精技(蘇州)有限公司(以下、「日立電線精技(蘇州)」といいます。)」を設立しました。
これまで当社は、中国の情報エレクトロニクス機器用電線市場については、上海日立電線有限公司(本社:上海市、董事長:山村 哲也)、日立信電電線有限公司(本社:香港、工場:深セン、代表取締役社長:陳 慶光)、華南電線加工有限公司(本社:香港、工場:深セン、代表取締役社長:蛯原 久生)での製造販売、および日本や東南アジアにあるグループ会社からの輸出で対応してきました。しかし、近年の中国、特に上海を中心とする華東地区での情報エレクトロニクス産業の生産増強は目覚しく、2001年のWTO加入を機に、今後さらにこの動きが加速されると判断し、上海日立電線有限公司に続く華東地区第2の情報エレクトロニクス機器用電線の製造・加工拠点として、今回2社を設立したものです。
日立電線(蘇州)は、当面、極細同軸ケーブルおよび照射耐熱電線等の情報エレクトロニクス機器用電線の製造を行い、2005年までに、自動車用耐熱特殊電線を始め各種産業用電線の製造も開始する予定です。また、日立電線精技(蘇州)は、パソコン関連製品や医療用機器等向けの配線部品の製造を行います。
今回の2社の設立により、当社グループの中国における製造拠点は、先に述べました上海日立電線有限公司、日立信電電線有限公司、華南電線加工有限公司の3社とOPGW*1 を製造する中天日立光纜有限公司(本社:江蘇省南通市、董事長:薛済萍)および銅管製造の上海日光銅業有限公司(本社:上海市、董事長:古市 勝久)の合計7社となりました。
また、販売面では、ヒタチケーブル・アジア社(Hitachi Cable Asia Ltd.、本社:香港、代表取締役社長:南 俊夫)および上海日立電線貿易有限公司(本社:上海市、総経理:大野 俊明)の2社が中心となり、中国各地の当社販売代理店と共に、複雑かつ刻々と変化する中国市場に対応したベストなサービスを提供できる体制を整えるとともに、中国国外のお客様に対するサービスも充実してまいる所存です。
*1 | composite fiber OPtical overhead Ground Wire(光ファイバ複合架空地線) |
日立電線(蘇州)有限公司 (Hitachi Cable (Suzhou) Co., Ltd.) |
日立電線精技(蘇州)有限公司 (Hitachi Cable Fine Tech (Suzhou) Co., Ltd.) |
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所在地 | 江蘇省 蘇州市 呉中区 胥口鎮 胥江工業園 (Xujiang Industrial Park, Xukou, Wuzhong, Suzhou, Jiangsu) |
江蘇省 蘇州市 呉中区 胥口鎮 胥江工業園 (Xujiang Industrial Park, Xukou, Wuzhong, Suzhou, Jiangsu) |
代表者 | 董事長:山村哲也(日立電線より出向) 総経理:浅井孝康(日立電線より出向) |
董事長:山村哲也(日立電線より出向) 総経理:尾形志次男(日立電線ファインテック(株)より出向) |
事業内容 | 情報エレクトロニクス機器用電線の製造、販売 | パソコン関連製品および医療用機器等向け配線部品の製造、販売 |
資本金 | 1,200万米ドル | 300万米ドル |
出資比率 | 日立電線 100% | 日立電線 30% 日立電線ファインテック(株) 70% |
設立年月 | 2003年1月27日営業許可取得 2003年3月14日登記完了予定 |
2003年1月28日営業許可取得 2003年3月6日登記完了 |
敷地面積 | 約50,000m2 | 約14,000m2 |
建屋面積 | 約14,000m2(第1期) | 約13,500m2 |
売上目標 | 1,960万米ドル(2004年度目標) | 1,430万米ドル(2004年度目標) |
従業員数 | 約130名(2004年度予定) | 約500名(2004年度予定) |
操業開始 | 2003年10月(予定) | 2003年6月(予定) |