2000年 旧 日立電線ニュースリリース

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エレクトロニクス関連銅条の製造設備を増強

 このたび当社では、エレクトロニクス関連銅条の旺盛な需要に対応するために、土浦工場(工場長 伊藤靖彦:茨城県土浦市木田余3550)の銅条生産設備を拡充し、生産能力の増強を図ることと致しました。
 当社の銅条は、主に半導体用並びに高周波同軸ケーブル・光海底ケーブル用に使用されています。これらは、インターネットなど急拡大を続ける情報関連産業の追い風を受けて、需要が順調に拡大してきており、足下フル操業で生産し供給を続けております。当社では、今後とも市場の拡大が見込まれるエレクトロニクス関連銅条の顧客ニーズに速やかに対応するため、このたび製造設備の増強を図るための設備投資を決定したものです。
 今回の設備投資額は、総額約50億円で、主に圧延設備や焼鈍設備などの生産設備を増強する予定です。設備投資の対象となる製品は、パワー用のトランジスタやICに使用される異形条、小型半導体パッケージに使用される高強度合金条およびICパッケージ用として高い放熱性が要求されるヒートシンク銅条です。
 これにより、銅条の月当たりの生産能力は現在の4,350トンから平成13年度中には5,350トンと25%の能力アップが図られます。今後とも当社ではエレクトロニクス関連銅条の安定供給を実現すべく一層努力していく所存です。

投資額:約50億円
完成時期:平成13年9月(予定)

以上