1997年 旧 日立電線ニュースリリース
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当社4工場がISO14001の認証を取得
このほど当社の電線工場及び日高工場・高砂工場・みなと工場の4工場は、(株)日本環境認証機構(略称:JACO)より、ISO14001の認証を取得いたしました。
ISO(国際標準化機構)が制定した環境マネジメントシステムに関する国際規格ISO14001は、企業が継続的に環境改善を進めていくための、環境マネジメントシステムの確立を厳しく要求するものです。当社では各工場が中心となってこの規格の認証取得に向けた活動を開始しておりましたが、このうち電線工場及び日高工場・高砂工場・みなと工場の4工場(関連会社:日立電線物流(株)、日立電線FM(株)、日立電線エンジニアリング(株)、日立ゴム加工(株)を含む)については、昨年末から今年にかけて書類審査、初動審査、本審査を受審後、この3月に行われたJACOの判定委員会の審議を経て、認証を取得することができたものです。これは、当社においては2月に取得がすんでいる豊浦工場に続くものです。
今般認証を取得した電線工場は当社で最も古い歴史を持つ事業所で、半導体用リードフレーム等の電子部品材料や、自動車用ブレーキホース等のゴム製品を生産しています。住宅地が近接しているという立地条件のもと、今回の審査では、周辺地域の環境を配慮した環境改善システムの構築等が評価されたものです。
また当社の主力工場で、電線・ケーブル等を生産している日高工場については、高砂工場(主な製品:光デバイス製品等)、みなと工場( 同 :海底ケーブル)を含めた3工場同一の環境マネジメントシステムによる活動として認証を受けており、これはJACOが認証したものとしては、国内でも最大級の認証規模となっております。
当社では、環境保護を事業運営の最優先課題として位置付け、環境改善活動を推進してきました。特に近年は、特定フロンの全廃をはじめ、地球温暖化防止に向けた省エネルギー活動およびリサイクルの推進など、地域環境から地球環境にまで配慮した活動を行っています。今回のISO14001の認証取得により、茨城県日立市に所在する全事業所において、国際的に通用する環境マネジメントシステムが確立できたわけであり、今後も社会とともに発展する企業として、地球環境の保護に貢献していきたいと考えています。