2000年 旧 日立電線ニュースリリース

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TDnet(適時開示情報システム)*を通じて開示した情報を掲載しています。

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海外事業再編等に伴う損失発生について

1.海外事業再編等に伴う損失発生

 メーカーであるオウトクンプ・カッパー・プロダクツ社との間で合弁会社(オウトクンプ・ヒタチ・カッパー・チューブ社、以下「OHCT社」)を設立しましたが、今般、従来の伸銅品製造関連会社であるバンコク・メタル・インダストリー社(以下「BMI社」)の事業をOHCT社に移管することとし、これに伴い、BMI社を整理することといたしました。これに伴い、約21億円の損失が発生する見込みです。

また、当社が売掛金を有するタイ国の通信事業者であるテレコム・アジア社の再建策が実行されることに伴い、同社向け売掛金の一部の回収が長期に亘り、滞る見通しとなりました。そこで、これを貸倒引当金に繰り入れることとし、それに伴い、約6億円の損失が発生する見込みです。

2.業績見通しについて

 上記損失総額(約27億円)は、平成12年3月期において、特別損失として計上する予定です。一方、有価証券の一部を売却し、その売却益で当該損失をカバーする所存です。したがって、上記1.の損失発生に伴う業績見通しへの影響は、ほとんどない見込みです。